事業開始後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/13 03:35 UTC 版)
開始当初、「単年度黒字化については開始から3〜4年後の達成を見込んでいる」としていたが、依然としてmmbi以外にマルチメディア放送に参入する事業者が無く、Jモバに参入条件を緩和させた。これに応じたのは、スカパー・エンターテイメント、アニマックスブロードキャスト・ジャパン、AXNジャパン、フジテレビジョン、日本映画衛星放送(現・日本映画放送)の5社でテレビジョン放送として参入するというもので、実際は衛星放送のサイマル放送にすぎないものであった。総務省も移動受信用地上基幹放送でテレビジョン放送ができることとした。 2015年4月から6チャンネル(フジテレビジョンは2チャンネル)のテレビジョン放送が開始され、mmbiも視聴料を割り引くNOTTVパックを発売開始した。事業開始後の赤字は累積する一方で6月には3年間で1000億円近くに達することが明らかになり、11月27日に2016年6月末をもってNOTTVを終了、Jモバも事業停止し5社6チャンネルのテレビジョン放送も終了すると発表した。 2016年3月末までにNTTドコモはmmbiを完全子会社化。6月30日にNOTTVは終了し、翌7月1日に事業終了後の残務整理促進のため、mmbiがJモバを、NTTドコモがmmbiを吸収合併して、mmbiはJモバともども解散した結果、約9年半の歴史に幕を閉じた。
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