事業領域の見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 17:37 UTC 版)
1998年(平成10年)12月にホームセンターカスミ、ゴルフ専門店の日本ネバダ・ボブス、自動車販売店のフォードカスミやレンタカー事業のカスミレンタリースなど業績不振の関連企業5社を清算して整理損失約85.12億円を出すなど多角化事業の見直しに踏み切り、本業の食品スーパー事業への回帰を打ち出した。 その一環として1999年(平成11年)に高品質食品専門店プルシェ天王台店を閉店し、京北スーパーに譲渡して撤退。2000年(平成12年)5月にピーク時には10店舗以上展開したホームステージカスミの全株式をホーマックに売却してホームセンター事業から撤退。同年6月にココスジャパンを牛丼のすき家を展開するゼンショーと伊藤忠商事系列の食品卸会社に譲渡して、ファミリーレストラン事業から撤退。2001年(平成13年)3月に盛田グループのココストアへ同社グループの所有するカスミコンビニエンスネットワークスの全株式(約46.29%)を売却して、コンビニエンスストア事業から撤退。2005年(平成17年)には不振が続いていた直営衣料品店のカスミアルファを順次閉店して、将来的な衣料品販売からの撤退も視野に入れることを表明するなど事業の整理を進めて、食品スーパー事業に経営資源を集中させる方向へ舵を切っていった。
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