事態の詳細と対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 09:27 UTC 版)
「広島大学医学部大量留年事件」の記事における「事態の詳細と対応」の解説
この試験を受けた学生のSNSの投稿には、「この科目は追試験は本試験と同じ問題を出すことから本試験は勉強しないで受ける」「本試験の解答用紙には追試験も同じ問題だから勉強しないと書く」「本試験の解答用紙で担当教員をニックネームで煽る」などというものが見られた。これらの投稿に対して広島大学の教育と広島大学の学生に対して批判が集まる。これに対して大学側は、「同じような問題を出すのは見直している」「似たような問題を出すことはあっても同じ問題を出すことはない」「今回の問題作成の担当者は初めてであった」などと答えた。 大学側が追試不合格を伝えた文章の画像は学生によってSNSに投稿されたりしていた。そこでは担当教員の名前を表示して教員の肩書きや業績を中傷や揶揄するものが多くあった。このことから大学側はSNSの使用法を改めて学生に指導することとした。 このままでは120人が留年となることから大学側には学生からの問い合わせが相次いだ。これに対して大学側は補講と小テストを実施するという措置をとり、最終的には11人が留年する結果となった。
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