了然尼

美術人名辞典

了然尼

読み方：りょうねんに

江戸前・中期の黄檗宗の尼僧。京都生。武田信玄の玄孫。法諱は元聡、道号は大休・知真、俗名は葛山ふさ。東福門院等に仕え、27才で出家。江戸で黄檗鉄牛及び白翁道泰に入門を請うが、その美貌故拒まれると自ら顔を焼き、入門を許され弟子となった。元禄14年武蔵落合村泰雲寺を創建し二代住持となる。詩歌を能くした。正徳元年（1711）寂、66才。

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了然

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了然（りょうねん、正保3年（1646年）- 正徳元年9月18日（1711年10月29日））は、江戸時代前期から中期にかけての黄檗宗の尼僧。武田信玄の曾孫葛山長爾の娘。名は総。字は了然。諱は元総。京都の出身。