乗車券の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/03 15:05 UTC 版)
元々各バス業者はそれぞれ異なった乗車券を発売しており、自社路線のみ使用可能であった。聯営制度実施後、「一票通用」(1枚の切符でどこでも通用する)の求めにより、聯営管理センターから統一された紙製乗車券が発行されるようになり、種類は普通乗車券・優待乗車券・学生乗車券(学校へ登録し、代理購入してもらうことが必要)に分かれていた。冷房車が営業運転に投入されると専用の料金券が発行された(過去において冷房車の運賃は非冷房車に比べ高額であった)。改札を専門に行う車掌は合理化要求の元徐々に廃止され、運転手が運転および改札を兼務するようになったが(いわゆるワンマンカー)、運営効率の低下を招いたため改札制度は1994年初めに廃止され、乗降車時に現金を投入する方式が全面的に採用された。 その後一部の民営業者および担当役所それぞれが磁気式プリペイドカード払いの関連規則を制定し、民営業者が先行して試行した。1996年9月1日、バスプリペイドカードが正式に採用され(かつて現金払いの廃止が検討されたことがあったが、その後プリペイドカードおよび現金払いを並行することが決定された)、ニュー台湾ドル300元および500元2種類の額面が存在した。バスプリペイドカードは台北捷運の磁気式プリペイドカードと互換性がないうえ、磁気式カードの処理効率が良くないため読み取りに失敗するケースが多く、RFID技術の進歩に伴ってバス・捷運で共通利用可能なICスマートカード「悠遊カード」が2002年に登場するとバスプリペイドカードは徐々に置き換えられ、最終的に2003年10月8日全面使用停止となった。 2013年からは一卡通(iPASS)、2016年12月には有銭卡(HappyCash 2.0)でも利用可能になり、2017年には愛金卡(icash 2.0)も対応予定である。
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乗車券の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 06:15 UTC 版)
元々各バス業者はそれぞれ異なった乗車券を発売しており、自社路線のみ使用可能であった。聯営制度実施後、「一票通用」(1枚の切符でどこでも通用する)の求めにより、聯営管理センターから統一された紙製乗車券が発行されるようになり、種類は普通乗車券・優待乗車券・学生乗車券(学校へ登録し、代理購入してもらうことが必要)に分かれていた。冷房車が営業運転に投入されると専用の料金券が発行された(過去において冷房車の運賃は非冷房車に比べ高額であった)。改札を専門に行う車掌は合理化要求の元徐々に廃止され、運転手が運転および改札を兼務するようになったが(いわゆるワンマンカー)、運営効率の低下を招いたため改札制度は1994年初めに廃止され、乗降車時に現金を投入する方式が全面的に採用された。 その後一部の民営業者および担当役所それぞれが磁気式プリペイドカード払いの関連規則を制定し、民営業者が先行して試行した。1996年9月1日、バスプリペイドカードが正式に採用され(かつて現金払いの廃止が検討されたことがあったが、その後プリペイドカードおよび現金払いを並行することが決定された)、ニュー台湾ドル300元および500元2種類の額面が存在した。バスプリペイドカードは台北捷運の磁気式プリペイドカードと互換性がないうえ、磁気式カードの処理効率が良くないため読み取りに失敗するケースが多く、RFID技術の進歩に伴ってバス・捷運で共通利用可能なICスマートカード「悠遊カード」が2002年に登場するとバスプリペイドカードは徐々に置き換えられ、最終的に2003年10月8日全面使用停止となった。 2013年からは一卡通(iPASS)、2016年12月には有銭卡(HappyCash 2.0)、2017年には愛金卡(icash 2.0)でも利用可能になった。
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