乗務員室内の改修工事など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:38 UTC 版)
「営団7000系電車」の記事における「乗務員室内の改修工事など」の解説
乗務員室内は更新時までは落成時より大きな変化はなく、東上線用の列車無線送受話器や乗り入れ用の表示が追加された程度である。 前述したB修工事時には簡易故障表示器をユニバーサル表示器へ更新、運転士操作器(乗務員間連絡用インターホン)を筒形→マイク式に変更した。このほか、誘導無線装置の更新も施行している。また、表示器のLED化時には7000形に設置している行先表示設定器をダイヤル式から行先が押しボタン式・種別と運行番号はデジタルスイッチ式の機械に変更した。 1997年(平成9年)からは、西武線への対応に併せて西武用列車無線送受話器、行路表差しと一体とした西武用列車番号設定器の新設や東武形ATS・西武形ATSの個別表示灯新設を施行した。 2000年(平成12年)頃には東武鉄道の列車無線更新に伴い、運転台上へ東武用列車番号設定器を新設、さらに3台あった列車無線/誘導無線送受話器を3社対応で1台の送受話器に集約化を実施した。 2002年(平成14年)から有楽町線池袋 - 新富町間の新CS-ATC化に伴い、ATC車上装置(本系列のATC装置は乗務員室背面仕切壁中央部に設置されている。)の更新と速度計の2針式への交換などが実施されている。なお、後述する副都心線改造工事では乗務員室内は大幅に改造されている。
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