主な白山神社とは? わかりやすく解説

主な白山神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/16 03:49 UTC 版)

白山信仰」の記事における「主な白山神社」の解説

白山信仰表し加賀国白山比咩神社総本社とする白山神社各地鎮座し、その多く祭神菊理媛神白山比咩神)・伊弉諾尊伊弉冉尊の3としている。 白山神社日本各地に2,700余り鎮座するが、特に石川新潟岐阜静岡愛知各県多く分布する東日本被差別部落白山神社多く祀られており、その理由については諸説あり未詳であるが、一説には江戸浅草新町矢野弾左衛門信仰したことで広がったという。 中世には加賀白山比咩神社前身である白山寺白山本宮や、美濃国白山中宮長滝寺(現長滝白山神社)、越前国霊応山平泉寺(現平泉寺白山神社)が延暦寺末寺になっていたことから、天台宗白山修験普及とともに各地勧請された。勧請元としては白山寺白山本宮白山比咩神社)、白山中宮長滝寺霊応山平泉寺が主で、長滝寺より勧請したものが最も多く、現在でも白山神社が最も多くあるのは岐阜県である。しかし、この3社のうち『延喜式神名帳』に記載されているのは白山比咩神社だけであるため、明治時代白山比咩神社が「日本全国白山神社総本社」と認定され各地白山神社多くは「白山比咩神社から勧請受けた」というように由諸書き換えた[要出典]。 白山比咩神社 - 石川県白山市鎮座旧国中社全国白山神社総本社とされる平泉寺白山神社 - 福井県勝山市平泉寺町平泉寺鎮座。旧県社越前における白山禅定道の登拝口とされた。 長滝白山神社 - 岐阜県郡上市白鳥町長滝鎮座。旧県社美濃における白山禅定道の登拝口とされた。 白山神社 (新潟市中央区一番堀通町) - 新潟県新潟市中央区一番堀通町鎮座。旧県社 白山社 (飯田市上飯田) - 長野県飯田市上飯田鎮座。旧県社 白山中居神社 - 岐阜県郡上市白鳥町石徹白鎮座。旧県社 洲原神社 - 岐阜県美濃市須原鎮座。旧県社 大山白山神社 - 岐阜県加茂郡白川町水戸野鎮座。旧県社 白山比咩神社 (岩国市) - 山口県岩国市横山鎮座。旧県社 白山神社 (北九州市若松区白山) - 福岡県北九州市若松区白山鎮座。旧県社

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