中国の探検
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 09:21 UTC 版)
「混一疆理歴代国都之図」の記事における「中国の探検」の解説
この地図には、古代中国の探検記録の実績も盛り込まれている。紀元前126年、前漢の張騫は国境よりも西方を探検し、ソグディアナ、フェルガナの大宛、パルティア、大秦と呼ばれたローマ帝国などが調査されている。また、西暦5世紀、中国東晋時代の僧法顕は初めて陸路インド洋にまで行き、船でインドとスリランカを訪問した。その後も中国は海外遠征を続け、とりわけ8世紀にはイスラムにまで達していた。唐の作家段成式(803? - 863年)(zh)は他の作家と共にアフリカに渡り、沿岸商業や奴隷売買について詳しく報告している。かなり時代は下るが14世紀の汪大淵は、船長として地中海にまで航海してエジプトマムルーク朝やモロッコにも訪問した。
※この「中国の探検」の解説は、「混一疆理歴代国都之図」の解説の一部です。
「中国の探検」を含む「混一疆理歴代国都之図」の記事については、「混一疆理歴代国都之図」の概要を参照ください。
- 中国の探検のページへのリンク