中共総書記の業績報告
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「中国共産党第十七回全国代表大会」の記事における「中共総書記の業績報告」の解説
十七大は2007年10月15日午前9時に開会し、まず胡錦涛が登場して演壇に立った。次に3年前に中央軍事委員会主席を引退してからは党の役職から完全に身を引いた江沢民が登場した。次に呉邦国が登場したが、胡錦涛とは5メートルほど離れた位置だった。出席者は過去に死去した元中共幹部の毛沢東、鄧小平などに黙祷をささげた。その後胡錦涛に長い間拍手が贈られた後、胡錦涛からの政治報告が行われた。この報告で、胡錦涛は科学発展観(zh)の重要性を強調した。 11時15分、胡錦涛の報告は終了し、胡錦涛は立ち迎える江沢民らと握手を交わしながら席に戻った。その後江沢民は退席し、入れ替わりで李鵬、朱鎔基ら中共第3世代の指導者(胡錦涛の前の世代、メンバーは中国版参照)が登場した。朱鎔基はかなり辛い様子で、拍手をすることも少なく、しきりに水を飲んでいた。このほか、中共第2世代の指導者である華国鋒、万里、宋平も壇上に姿を見せた。 胡錦涛は第16回中央委員会の業績を12に分けて報告した。 過去5年間(十六大)の業績。 改革開放路線の進捗。 科学発展観をますます進捗させたこと。 小康社会建設の実施。 国民経済を促進し発展させたこと。 社会主義民主政発展の堅持。 社会主義文化の大発展と大繁栄の推進。 社会建設のため、民政改善を推進したこと。 国防と軍隊の最新化を実現したこと。 一国二制度を推進し、全国和平統一を実践したこと。 道路建設を終始滞りなく推進したこと。 改革創新精神を以って、中共の建設工程を全面推進したこと。
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