世界初のPC鋼複合エクストラドーズド橋とは? わかりやすく解説

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世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 01:03 UTC 版)

トゥインクル (橋)」の記事における「世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋」の解説

270 mを越す最大支間経済的に実現するため、橋脚付近剛性の高いコンクリート採用し支間中央部には軽量な箱桁採用している。このような鋼とコンクリート特性活かし1つ橋梁の中で適材適所用いるものを複合呼び、その優れた経済性構造特性から1990年代以降架橋例が増えている形式である。 また、構造形式にはエクストラドーズド橋採用されている。中間橋脚主塔設置し斜めに張ったケーブル(斜材)により主桁支え構造である。外見吊り構造である斜張橋類似しているが、斜張橋比べ主桁剛性高く挙動としては桁橋に近い。また、主塔の高さが低く、斜材ケーブル角度小さく水平に近いのが特徴である。斜材ケーブル角度小さいことは、車両などの重量活荷重)による斜材ケーブル張力変動小さくなることを意味し疲労に対して有利である。このことから、本形式での斜材ケーブル張力制限値斜張橋比べ緩和されており、少なケーブル経済的に構造成立させることができる。鋼・PC複合でのエクストラドーズド橋は、本橋世界初である。

※この「世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋」の解説は、「トゥインクル (橋)」の解説の一部です。
「世界初のPC・鋼複合エクストラドーズド橋」を含む「トゥインクル (橋)」の記事については、「トゥインクル (橋)」の概要を参照ください。

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