世界のメディアの評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 09:01 UTC 版)
2011年(平成23年)9月24日、アメリカのワシントン・ポスト紙は「新たな経済危機を回避するために努力する世界の指導者」の一人として、白川を全身写真付きで紹介し「世界三位の経済大国で一貫した政策を唱えている」と評価し、急激な円高是正のための為替介入を担った中心人物とした。 2012年(平成24年)8月、アメリカのグローバル・ファイナンス誌が毎年公開している世界の中央銀行総裁の評価によると、白川は「C-」であった。 2012年(平成24年)12月、ウォール・ストリート・ジャーナルがアメリカなどの経済評論家に、世界の5大中央銀行総裁の格付けを依頼したところ、白川は圧倒的に最下位の評価であった。 2013年(平成25年)3月8日、中華民国(台湾)の中央社商情網は、白川を指して「無能」と評価、白川が任期を待たずに辞任したことは、白川の能力の無さが原因であるとした。 ブルームバーグ・ビジネスウィーク誌は「日銀の資産(バランスシート)を50%拡大、インフレ目標を導入し、ショックから国の銀行システムを守った」と評し「少なくとも1982年以来、最も積極的な総裁」「日銀の130年の歴史の中で最も大胆だったかもしれない」と指摘する一方で、同じ期間にバランスシートを250%拡大した米連邦準備委員会(FRB)や、倍増させた欧州中央銀行(ECB)に比べると「遅れをとり」相対的に円高を招いたと指摘している。
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