与野利便増進施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 15:26 UTC 版)
「与野ジャンクション」の記事における「与野利便増進施設」の解説
下り線ループ終端部分と上り大宮線合流部の間でΔ状となっている直下には、首都高速道路会社が所有する与野特定連結路附属地があり、かつては首都高速道路の標識や料金所など道路工事関係の資材置場として使われ、道路メンテナンスおよび将来の延伸に備えていた。 しかし、延伸区間の着工が当面先となる公算が強まったことから、2008年に首都高速道路会社は暫定的に土地活用することになり、2010年9月に住宅展示場「さいたまハウジングパーク」、ローソン、駐車場、イベント・インフォメーション施設、トイレ、休憩所からなる「与野利便増進施設」が整備・開設された。これは南池袋パーキングエリア・志村パーキングエリア以北の5号池袋・埼玉線区間にはパーキングエリアが存在していない事も関係している。 構造上首都高速道路からの乗り入れが出来ず、与野出入口か新都心西出入口から一般道(新大宮バイパス)沿いにある施設出入口を利用する形となっているため、埼玉線の通行料金が二重課金されてしまう。逆に、一般道利用者や近隣住民も施設の利用ができる。将来的にはスマートICの仕組みを利用したスマートパーキングエリア化を視野に入れており、ETC通行者は二重課金されなくなる見通しである。 ローソンは店内照明にLED照明を全面使用し、イートインスペースを備える。施設全体の管理は首都高速道路サービスが、住宅展示場の運営は財団法人住宅生産振興団が行う。 なお、この施設に隣接した敷地内には首都高速道路のメンテナンス施設が開設されており、散水車などが常備されている。 さいたまハウジングパークは2020年9月22日に終了した。
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