上代特殊かなづかいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 上代特殊かなづかいの意味・解説 

じょうだい‐とくしゅかなづかい〔ジヤウダイトクシユかなづかひ〕【上代特殊仮名遣い】

読み方:じょうだいとくしゅかなづかい

奈良時代およびそれ以前万葉仮名文献において、エキケコソトノヒヘミメヨロ(古事記ではモも)およびその濁音合計20(あるいは21)の音節万葉仮名による表記に、2類使い分けがあること。このうちエはア行ヤ行の別であるが、エ以外についてはそれぞれの発音2種の別があるとされ、その書き分け一般に甲類乙類称する江戸時代本居宣長気づき、その弟子石塚竜麿によって実例収集整理が行われたが、近代になって橋本進吉研究により、しだいにその本質が明らかにされるに至った


上代特殊かなづかい

出典:『Wiktionary』 (2018/08/08 11:14 UTC 版)

名詞

上代特殊かな遣いじょうだいとくしゅかなづかい

  1. いわゆる万葉仮名用いて日本語書くこと。また書かれたもの。
  2. 上代日本語存在した母音正しく書き分けること。イ段エ段オ段それぞれ甲乙異な発音がある。

発音(?)

じょ↘ーだいと↗くしゅかなず↘かい
IPA: /(d)ʒóodaɪ tokɯ́(_̊)ʃɯ́(_̊) kánádzɯ́(_̊)kaɪ/
X-SAMPA/(d)Zo_HodaI tokM(_0)_HSM(_0)_H ka_Hna_HdzM(_0)_HkaI/

翻訳

関連語



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「上代特殊かなづかい」の関連用語

上代特殊かなづかいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



上代特殊かなづかいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの上代特殊かなづかい (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS