三条凧ばやし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 08:16 UTC 版)
三条市で謡われる民謡である。この時に限り、たこばやしと呼ぶ。が、歌詞では、「イカ」と「タコ」とが混在している。作詞・作曲は渡辺行一で、創作当時に関わった人に話を聞くと、全国民謡コンクールを意識していた様子が十分伺える。三条市ふるさと運動推進協議会(すでに解散)により小学校に広まり、この唄に合わせた踊りもあり、旧三条市街地域の小学生は、三条夏まつりのパレードで練り歩きながら踊るため、習得している。全国民謡コンクール優勝時の踊りは、お囃子が始まるまで踊り手は現れず、お囃子が始まると共に、次第にステージの両側から現れて、左右の踊り手が組み踊りをし、再びステージの両側に消えていく。これは、イカ合戦のイメージで、左右が赤組白組を表し、組み踊りはイカ合戦でイカが絡み合う事を表したもの、と聞いている。歌い終わりは、「越後一」とあるが全国民謡コンクールに出るために言い換えて歌われたが、オリジナルは「日本一」である。
※この「三条凧ばやし」の解説は、「三条凧合戦」の解説の一部です。
「三条凧ばやし」を含む「三条凧合戦」の記事については、「三条凧合戦」の概要を参照ください。
- 三条凧ばやしのページへのリンク