三文判とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 程度 > 三文 > 三文判の意味・解説 

三文判

読み方:さんもんばん

三文判とは、三文判の意味

三文判とは、工場大量に作られ安物印鑑という意味のこと。三文判の語源は、江戸時代庶民安価な印鑑求めたことに由来する。「三文」の「文」は江戸時代までに流通していた銭貨単位である。二束三文四字熟語使われるように、金銭的な価値ほとんどないものに使われる。その「三文」を、判子意味する「判」と組み合わせ、安い印鑑を表す言葉として世の中定着していった。英語では既製品印鑑という意味の a ready made seal表現される

三文判は主に、公的証明いらない認印として使われる公的証明使える印鑑実印で、自分住んでいる自治体印鑑登録証発行してもらわなければならない。この証明力の高い実印よりも、認印印鑑持ち主として身分証明する力は弱くなる会社不動産登記などの重要な書類には実印宅配受領印簡易の証明印には認印のように、ほとんどの人が使用目的合わせて使い分けをしている。

実印比べて三文判は、ハンコサイズ小さめになるケースが多い。実印は、自治体によってハンコ規定値が定められていて、四方15ミリ以上ある大きなサイズ推奨されている。一方、三文判サイズは、直径10.5ミリ小ぶりなものから、直径12ミリ中くらいのもの、直径13.5ミリのやや大きめのものまで、主に3種類が使われる女性男性よりも手の大きさ一般的に小さめなので、三文判サイズ目安直径12ミリ下になる


さんもん‐ばん【三文判】

読み方:さんもんばん

安物印判出来合い粗末な印判


三文判(さんもんばん)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 09:56 UTC 版)

三文」の記事における「三文判(さんもんばん)」の解説

出来合い安値印判のこと。転じてそうした判子用いられることが多い認印俗称

※この「三文判(さんもんばん)」の解説は、「三文」の解説の一部です。
「三文判(さんもんばん)」を含む「三文」の記事については、「三文」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「三文判」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「三文判」の例文・使い方・用例・文例

  • 三文判
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



三文判と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「三文判」の関連用語

三文判のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



三文判のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
新語時事用語辞典新語時事用語辞典
Copyright © 2024 新語時事用語辞典 All Rights Reserved.
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの三文 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS