人間の身体になくてはならない栄養素のうち、特に重要なものと位置づけられている炭水化物、たんぱく質、そして脂質の三つを「三大栄養素」と呼んでいます。三大栄養素に比べ、身体に必要とされる量は少ないですが、ビタミンとミネラルの2つを加えたものを「五大栄養素」と呼びます。また、第六の栄養素として「食物繊維」や「水」を加える考え方もあります。
なお、「栄養素」とは、食べ物の中に含まれているさまざまな物質のうち、人間の身体に必要不可欠な成分のことをいいます。「栄養」という言葉は、体内に取り入れた栄養素を処理して活用する過程のことを指しますので、栄養素とは区別して用いられます。