三つ首怪獣 ファイヤードラコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:52 UTC 版)
「ウルトラマン80の登場怪獣」の記事における「三つ首怪獣 ファイヤードラコ」の解説
第35話「99年目の竜神祭」に登場。 やまなみ村一帯を昔荒らし回っていた赤・青・白の3色の首を持つ怪獣で、村には「妖怪三つ首竜」として伝説になっていた。100年前、やまなみ村の村長が酒で酔い潰し、首の付け根を切り裂くと竜玉が転げ落ち、3つの首は山奥に逃げ去った。その後、竜玉は神社に治められ、100年経つと竜玉が曇り、三つ首竜が蘇ると言われている。そのため、99年目である本作品の時代に神社から出され、竜玉が曇らないよう磨かれることとなる。 三つ首竜のうち、赤い首は人間を灰にするほどの炎を吐く火吹き男として、青い首は頭突きで猛を気絶させるほどの石頭を持つ怪力男として、大道芸人に紛れて神社の祭りに参加する。白い首は少年・光男に化けて神主・山川の養子になり、小学生として生活していた。光男が竜玉を神社から盗んだために3人は合体し、再生復活する。高熱火炎と光線、頭突き、噛み付きといった攻撃で80を苦しめるが、改心した白い首が赤い首に噛みついたことにより、形勢は逆転する。最後は80のウルトラアイスポットを胴体に浴び、サクシウム光線を赤い首、青い首の順に受けて大爆発する。なお、80の攻撃を受けなかった白い首は光男の姿に戻り、どこかへ去って行った。 人間体:大前均(怪力男)、新海丈夫(火吹き男)、杉本浩一(光男) シナリオでの名称はファイヤードラゴン。 デザインは山口修が担当した。 造型は若狭新一、原口智生、鯨井実が担当。首や口はラジコンで動かしている。 アーケードゲーム『ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム』では、ステージ7のボス(最終ボスの前座)として登場している。 映画『新世紀ウルトラマン伝説』にも登場。映像は本作品からの流用。
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