三つ葉葵紋の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 15:53 UTC 版)
徳川氏の家紋である三つ葉葵紋の由来を解説している。由来には諸説あるが、柳営秘鑑に記載されるのは酒井家由来説である。その内容は次のとおり。 文明11年7月15日(1479年新暦8月2日)の安祥城攻の時、酒井家始祖・酒井親清が、丸盆に葵葉三つを鼎のごとく置き、熨斗、搗栗、昆布を盛って松平信光に献じた。その後この合戦に勝利をしたため、この三つ葵を酒井家の紋とすることになった。五代松平長親の時、文亀元年9月(1501年新暦10月)今川方の伊勢新九郎を撃退した際、酒井氏忠・親重からこの紋を返してもらう形をとって松平家の家紋と定め、酒井家には酢漿草の紋を与えたという。
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