七星無靠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 16:13 UTC 版)
七星無靠(チーシンウーシー)は、色Aで1-4-7の筋を集め、色Bで2-5-8の筋を集め、色Cで3-6-9の筋を集め、かつ字牌7種を揃えることで成立する役。役名や牌姿を一見すると十三不塔や十三無靠と似ているが、配牌時に宣言をする役ではなく、手作りをして和了を目指す手役の一種である(ロンあがりも可能)。役満もしくは満貫。 (例) 7種の字牌(東、南、西、北、白、發、中)を揃え、残る数牌部分はそれぞれの色で異なる筋の牌を集める。上の例では萬子を2-5-8の筋で統一、索子を1-4-7の筋で統一、筒子を3-6-9の筋で統一している。最終の和了形は、色Aの1-4-7、色Bの2-5-8、色Cの3-6-9の計9種類の中から2枚なくなったものに、字牌7種が加わった形となる。なお、字牌が全て揃っていないと成立しない、同じ牌があってはならないなど、いくつかの制約がある。 例えば次のようなものは認められない。 三種類の数牌の筋が異なっていない(萬子と筒子がともに1-4-7の筋) 同じ牌を使用している(西が対子になっている) テンパイのパターン 七星無靠のテンパイ形には、大きく分けて以下の2パターンがある。 (例)複数の牌が待ちになるケース 字牌7種が既に揃っている場合、複数の数牌を待つことができる。この牌姿の場合、待ちはととの3種。 (例)1種の牌しか待てないケース 字牌が欠けている場合、待ちは残る字牌1種のみとなる。この場合は。 手作りを経る点や、待ちのパターンが上記のように優劣を持つ点など、十三不塔や十三無靠よりもむしろ国士無双に近い役であると解釈することも可能である。また、十三不塔や十三無靠と違って、定義に揺れが見られない。しかし、通常の面子の概念から大きく外れる役であることもあり、現在の一般的な麻雀で七星無靠が採用されることはほぼないと言ってよい。中国麻雀では七星不靠の名で24点役として採用されている。
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七星無靠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 07:53 UTC 版)
七星無靠(ちーしんうーしー)は色Aで1-4-7の筋を、色Bで2-5-8の筋を、色Cで3-6-9の筋をそれぞれ1枚ずつ計7枚集め、かつ字牌7種をすべて1枚ずつ揃えた形を和了として認めた役。 (例) 十三不塔や十四不塔と似ているが配牌時に宣言する役ではなく、摸打を経て手作りする役である。 詳細は十三不塔#七星無靠を参照 中国麻雀では七星不靠の名称で正式に認められている。
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