十三不塔とは? わかりやすく解説

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十三不塔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 23:25 UTC 版)

十三不塔(シーサンプーター[1]、シーサンプトー[1]、シーサンプトウ[2]、シーサンプータオ[3])は、麻雀におけるローカル役のひとつ[4]。親は配牌時、子はチー・ポン・カンのない第一ツモ完了時に、刻子順子がなく、搭子さえないバラバラの状態で、かつ、雀頭として対子が一つだけある状態[5]を、特別に役満としたもの。ただし、現在はほとんど採用されないうえ、地域や時代によって定義揺れがある。なお、十三不塔と関連性の強い十三無靠と十四不塔、および牌姿の似た七星無靠についても本記事であわせて解説する。


  1. ^ a b c d e f 馬場裕一片山まさゆき桜井章一 共著)『答えてバビィ - 1卓に1冊!!麻雀もめごと和睦の書』 竹書房、1996年 ISBN 9784812401880
  2. ^ a b 東京雀豪倶楽部 『麻雀の鉄人』 リヨン社、1995年、ISBN 9784576950129
  3. ^ 佐藤芳清、麻雀大解説 入門の方にもベテランの方にも、ごま書房(2003年)、p161。
  4. ^ ただし、横山竜介・大村元『麻雀シリーズ3 わたしにもわかる マージャン役と点数の数え方』 西東社、1980年 p.73 によれば、ローカル役ではなく、正規役として紹介されている
  5. ^ a b 井出洋介監修『平成版 麻雀新報知ルール』報知新聞社1997年、p.27、ISBN 9784831901187。新報知ルールでは「配牌で搭子が1組もなく第1ツモの時点で対子、つまり雀頭ができてアガリとするというもの」と定義されている。なお、新報知ルールでは流し満貫とともに十三不塔を和了役から除外している。
  6. ^ 麻雀の数学 によると「392207353774080÷4250305029168216000=約0.00009228 (約1/10837)」の確率
  7. ^ 例えば麻雀格闘倶楽部の集計例[1]では十三不塔は採用されていないものの、天和と地和を合算した回数よりもさらに33倍以上多く出現する役満としては、大三元、四暗刻、国士無双が該当する。
  8. ^ 神保賢雀会『2日で覚える(3色刷)初歩の麻雀』日東書院、1996年、ISBN 9784528004467
  9. ^ せいとう企画 『初めての人のための即実戦麻雀ゲーム入門』竹内書店新社、1999年、ISBN 9784803500721
  10. ^ 鈴木知志 『まず覚えよう麻雀カンペキ点数計算 - 実戦から学ぶ勝利の方程式』 大泉書店、1998年、ISBN 9784278048148
  11. ^ 一四七倶楽部 『すぐにわかる はじめての麻雀』 新星出版社、1992年、ISBN 9784405065673
  12. ^ 一四七倶楽部 『まんがで覚える麻雀入門』 新星出版社、1988年、ISBN 9784405065468
  13. ^ 横山竜介 『麻雀シリーズ わたしにもわかる マージャン ルールと打ち方』 西東社、1982年、ISBN 9784791607020
  14. ^ 栗原安行 『麻雀教室 カラー版 初歩から実戦まで』 日東書院、1986年、ISBN 9784528004368
  15. ^ a b 佐藤芳清 『麻雀大解説 入門の方にもベテランの方にも』 ごま書房、2003年、p.164、ISBN 9784341082482
  16. ^ 日本プロ麻雀協会. “日本プロ麻雀協会 麻雀用語講座バックナンバー”. 2012年2月2日閲覧。


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