浄願寺 (七尾市)とは? わかりやすく解説

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浄願寺 (七尾市)

(七尾市浄願寺 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/02 16:00 UTC 版)

敷地山浄願寺
所在地 石川県七尾市伊久留町イ部二十九番地
位置 北緯37度02分12.1秒 東経136度53分26.5秒 / 北緯37.036694度 東経136.890694度 / 37.036694; 136.890694座標: 北緯37度02分12.1秒 東経136度53分26.5秒 / 北緯37.036694度 東経136.890694度 / 37.036694; 136.890694
山号 敷地山(しきちざん)
宗旨 真言宗浄土真宗
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
開基 乘眞
中興年 (真宗寺院として)天文元年(1532年
正式名 敷地山淨願寺
敷地山浄願寺
法人番号 7220005004843
浄願寺
浄願寺 (石川県)
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敷地山浄願寺(じょうがんじ)は、石川県七尾市中南部の伊久留町[1]にある浄土真宗真宗大谷派)の寺院である。

歴史

天文元年(1532年)の開基。それより以前は真言宗であったが、当時の住職乘眞が本願寺住職証如に帰依し、浄土真宗の教えを授かり改宗したと伝える。証如より本尊阿弥陀如来立像と『御文』(『由緒ノ大略』では「一帖一部」)を拝領した。寺宝は、「天明年中火災ニ悉ク焼失セリ」(同)とあり、ほとんど残存していない。かつて支坊があったと伝えるが、第16代住職の時代で廃寺となった。

はじめの頃は現在の土地になく、能登国鹿島郡相馬村(現: 七尾市)内の柴田医院(現在なし)の付近に境内があったが、火災により全焼、その後現在の地に再建されたと伝える(現境内地は長九郎左衛門の喜捨によると伝える)。境内地の裏には古墳7基が確認されている。

歴代住職

  • 乘眞(開基) – 羽咋郡赤崎村(現石川県羽咋郡志賀町)の出身。天正15年12月3日(1588年1月)、入寂(81歳)。
  • 祐念(2世) – 寛文8年(1668年)10月25日、入寂(82歳)。坊守は尼妙岸。寛文12年12月26日、入寂(52歳)。
  • 道祐(3世) – 延宝5年(1677年)4月8日、入寂(65歳)。坊守は尼妙榮(『当山住職及坊守法名』には「道祐ノ母ナリ」と注記)。延宝5年4月2日、入寂(85歳)。
  • 慶祐(4世) – 天和2年(1682年)10月7日、入寂(年齢不明)。
  • 祐海(5世) – 貞享元年(1684年)1月4日、入寂(45歳)。
  • 智道(6世) – 貞享2年(1685年)9月20日、入寂(17歳)。
  • 了賢(7世) – 元禄16年(1703年)3月2日、入寂(36歳)。
  • 浄雲(8世) – 享保17年(1732年)11月8日、入寂(50歳)。坊守は尼真順。享保6年(1721年)5月4日、入寂(年齢不明)。
  • 玄秀(9世) – 享保7年(1722年)10月6日、入寂。
  • 玄継(10世) – 宝暦10年12月16日(1761年1月)、入寂(73歳)。
  • 玄乘(11世) – 明和2年(1765年)9月22日、入寂(62歳)。尼妙乘(坊守か)、明和6年(1769年)8月1日、入寂(年齢不明)。
  • 了廓(12世) – 天明6年(1786年)1月26日、入寂(年齢不明)。
  • 大泉(13世) – 天保元年(1830年)9月20日、入寂(82歳)。坊守は尼妙泉。文政8年(1825年)5月29日、入寂(年齢不明)。
  • 東泉(14世) – 弘化元年12月8日(1845年1月)、入寂(64歳)。坊守は尼貞含。嘉永4年(1851年)10月20日、入寂(65歳)。
  • 林泉(15世) – 安政3年(1856年)12月3日、入寂(50歳)。坊守は尼妙信。明治13年(1880年)10月13日、入寂(年齢不明)。
  • 廓然(16世) – 明治27年(1894年)7月6日、入寂(年齢不明)。
  • 東惠(17世) – 明治37年(1904年)7月7日、入寂(39歳)。玅軀
  • 惠林(18世。俗名: 竹原惠) – 昭和38年(1963年3月21日、入寂(院号は寳樹院)。坊守は釋妙軀禪尼(釈妙軀禅尼)。昭和46年(1971年)3月1日、入寂(院号は德光院)。
  • 神洞(19世。俗名: 竹原神洞) – 昭和41年(1966年)9月9日、入寂(院号は速入院)。坊守は釋玉林法尼(釈玉林法尼)。昭和53年(1978年)2月13日、入寂(院号は榮昌院)。
  • 惠然(20世。俗名: 竹原敏丸)
  • 了然(21世。俗名: 竹原了珠)

 – 現住職

アクセス

のと鉄道七尾線田鶴浜駅から徒歩で46分 (3.8km) 、車で11分 (4.0km)[2][信頼性要検証]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 能登国鹿島郡伊久留村、相馬村伊久留
  2. ^ Google マップ”. Google. 2016年7月14日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク




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