一般的な慣習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:13 UTC 版)
国旗が掲揚されるときは、自国、他国の国旗に関わらず、国旗に対して敬意を表す。起立、直立不動で国旗に注目することが基本である。 文民は脱帽する。 軍人・警察官などは脱帽せず挙手礼などの敬礼を行う。 地域によっては、文民も文民式の敬礼(右掌を左胸(心臓の位置)に当てて敬意を表す、有帽の場合は帽子を胸に当てる)又は挙手礼を行う。 日本では文民式の敬礼はあまり行われず、起立脱帽し姿勢を正しくして国旗に注目して敬意を示すのが一般的である。 国旗の掲揚は日の出から日没までとされているが、会社や学校などでは一日の節目に掲揚・収納するのが一般的である。夜間に掲揚する場合は照明を当てる。 破れたり、汚れた国旗は使用してはならない。(古くなった国旗の処分は非公開の場で焼却するのが良いとされる)。 国旗を2枚掲げる場合は建物の内側から見て右側を上位とする。日本では外国旗に敬意を示し、外国旗を上位に掲揚するのが一般的である。 複数の国旗を掲揚する場合は内側から見て右側の国旗を最初に掲げて、収納する際は内側から見て右側の国旗は最後に収納する。 自国旗優先主義を取り、自国旗を上位に掲揚する国もある。 雨天の場合は屋外に掲揚してはならない。 三脚などで掲げる際は、国旗を地面に触れさせてはならない。 自国の国旗を掲げる事なく外国旗だけを掲げない。 旗竿に掲げる場合は、旗竿の最上部に接して掲揚しなければならない。半旗は除く。
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