一般棋戦時代(第2期まで)
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「叡王戦」の記事における「一般棋戦時代(第2期まで)」の解説
本棋戦発足以前、プロ棋士対コンピュータ将棋ソフトウェアの棋戦である将棋電王戦が開催されていたが、2015年の電王戦FINALをもって団体戦としての電王戦は一つの区切りとされた。 電王戦に類する棋戦の存続を希望したドワンゴが日本将棋連盟と協議した結果、まずドワンゴ主催で新たな一般棋戦を立ち上げ、優勝者が、電王トーナメントを勝ちあがったコンピュータ将棋ソフトウェアと、装いを新たにした電王戦で対局する事で合意した。新棋戦の名称は一般公募から選出され、公募案から主催者が9つに絞り込んだ上で、公式サイトから一般投票を行い、「叡王戦」に決定。優勝者は「叡王」の称号を得る。対局の模様は、約50〜60局がニコニコ生放送で生中継された。 電王戦FINALまではタイトル保持者は出場しなかったが、本棋戦の第1期には糸谷哲郎竜王、郷田真隆王将が出場した。なお、本棋戦とその関連イベントでは、タイトル保持者であっても段位で呼称した。 平成28年度の第2期までは日本将棋連盟のタイトル戦以外の公式棋戦では最上位に位置付けられていた(第2期叡王戦の契約金は1億2500万円。優勝賞金は非公表)。
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