一拳法家として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 04:03 UTC 版)
義兄弟に大きく水をあけられているとはいえ、拳法家としては一定の才能と能力を持ち、常人を遥かに凌ぐ力がある。ケンシロウに頭部を破壊される直前、自分の不満に耳を貸さないラオウやトキを前に怒りのあまり素手で鋼鉄の扉をひしゃげさせたり、ケンシロウに秘孔を突かれて腕の筋肉を操作された際、自分で秘孔を突いて解除している。また1人で修行を積んでいたケンシロウの不意を衝いて銃口を突きつける描写があり、ケンシロウからも「闇討ちが得意」と評されるなど暗殺拳である北斗神拳の使い手としては高い力量を持っている。さらに「北斗千手殺」「北斗羅漢撃」といった北斗神拳の技も見せている。 加えてケンシロウとの復讐戦では、短期間に習得した南斗聖拳を披露して、技巧者の一面を覗かせている。ケンシロウには「スロー」「シンの足元にも及ばない」と酷評されたが、不意打ちながらケンシロウに傷を負わせ、石像を破壊することなく貫く腕前がある。その南斗聖拳をどこで習得したのかを問うケンシロウに「これから死ぬ貴様に言う必要はあるまい」と答えなかったが、シンから盗み取ったとされている。 また戦いの中で、拳法だけでなく含み針やショットガンなどの武器を用いて「勝てば良い」と言い放っている。レイの妹・アイリを略奪して後に売り飛ばしたり、ケンシロウと戦わせるためにシンを唆して欲望に走らせたりと策を弄する。 『北斗の拳 イチゴ味』においては南斗対北斗の総力戦において、ユダの副官であり南斗比翼拳の使い手であるダガールを北斗羅漢撃で一蹴する様子が描かれているほか、リュウガから「千の兵を連れるより力になる」と評される、ラオウやトキたちと異なり一度も戦線離脱していないにもかかわらず撃破されなかったなどの実力が描かれている。
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