ヴァルス＝カプリス 第3番

ピティナ・ピアノ曲事典

フォーレ：ヴァルス＝カプリス 第3番 変ト長調

	英語表記/番号	出版情報
フォーレ：ヴァルス＝カプリス 第3番 変ト長調	Valse-caprice No.3 Op.59	作曲年: 1887-93年  出版年: 1893年  初版出版地/出版社: Hamelle

作品解説

2007年10月 執筆者： 齊藤　紀子

　この作品は、1887年にスケッチとして着手されたものの、その後長い間放棄されており、1993年にようやく完成した。そして、その翌年に出版されている。フォーレは1886年から1992年までの間、ピアノ作品の作曲をほとんど行っていない。フォーレの作曲したヴァルス=カプリスの全4曲は各々異なる様式で書かれているが、殊にこの作品は他の作品との隔たりが大きい。例えば、頻繁に繰り返される転調や、左手が奏する低音が転調のきっかけとなっている点など。更に、メロディーを左右の手の間で受け渡し合うことがしばしばあるため、演奏においては、両手の緊密なつながりが求められる。
ピアニストのA・コルトーによって「リズムの巧妙な扱い、楽器と形式に関する熟知」が認められると評されている。

タウジヒ：ヴァルス＝カプリス 第3番

	英語表記/番号	出版情報
タウジヒ：ヴァルス＝カプリス 第3番	Valse-Caprice No.3

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「ヴァルス＝カプリス 第3番」の例文・使い方・用例・文例

• 聖ヨハネ外典に伝統的に起因する第3番目の新約聖書書簡
• ヘブライ語の聖書の3つの区分の第3番目
• 丙という,物事の第3番目にあたる評価
• 月の第3番めの日
• 第3番目
• 英雄という,ベートーベン作曲の第3番交響曲
• 連歌や俳諧の第3番目の句