ワールドカフェとは? わかりやすく解説

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ワールド・カフェ

ワールド・カフェとは? ワールド・カフェとは、“カフェ”にいるようなリラックスした雰囲気のなか、参加者少人数分かれたテーブル自由に対話行い、ときどき他のテーブルメンバーシャッフルしながら話し合い発展させていくこと。相互理解深め集合知創出していく組織開発の手法です。その考え方方法論世界中普及しビジネス市民活動まちづくり教育などさまざまな分野活用進められています。

ワールドカフェ

知識知恵は、会議室中の中ではなく人々オープン会話行い自由に
ットワークを築くことのできる「カフェのような空間でこそ創発される」という考え方基づいた話し合いの手法です。

ワールドカフェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/01 15:52 UTC 版)

ワールドカフェ英語: The World Café)は何人かの会議での討論のやり方(ファシリテーション)の一形式。

各参加者が対話を通じて、「気づき」を得ることを目的とする[1]

1995年アメリカ合衆国のファニータ・ブラウン(Huanita Brown)とデイヴィッド・アイザックス(David Isaacs)が偶然の機会に行う状況になり始まったといわれている[2]

フォーマルな会議よりも、移動も自由なオープンな打ち合わせのほうが発想が豊かになり、意見も活発になるという思想に基づく[3]

実施手順例

以下にワールドカフェを実施する手順の例を示す[1][4]

  1. 参加者全員にテーマとなる「問い」を発表し、共有する。
  2. 小グループ(4人から6人程度)に分かれて、「問い」について対話を行う。得られたアイデアは模造紙に書く、付箋紙に書いて掲示板に貼り付けるなどしておく。
  3. 指定した時間が経過したならば、1人を除いてグループを再構成し、新たなグループで議論を深める対話を行う。その際に残っていた1人は自グループがどういったアイデアが出たのか新しいグループのメンバーに説明する。
  4. 何回か繰り返した後に、各グループの1人がまとめの報告を全員に行い、アイデアの共有を行う。

脚注

  1. ^ a b ワールドカフェとオープン・スペース・テクノロジー(OST)」(PDF)『横浜市調査季報』第170号、横浜市政策局、2012年、41頁、2017年10月30日閲覧 
  2. ^ ワールドカフェの歴史
  3. ^ 真田茂人「複数名の場でのダイアローグ」『32歳になったら上司と部下を使い倒すことを覚えなさい!!』クロスメディア・パブリッシング、2009年。ISBN 9784844370796 
  4. ^ 「対話が組織を変える」『「話し方」入門 口べたは武器に変わる! 週刊ダイヤモンド 特集BOOKS』ダイヤモンド社、2014年。 

参照項目

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