ワシントンの再建
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 03:54 UTC 版)
「ワシントン焼き討ち」の記事における「ワシントンの再建」の解説
ホワイトハウスと議会議事堂の厚い砂岩の壁は、煙と炎の跡が付いただけで、生き残った。議会の中では、特に北部州の議員がメイソン=ディクソン線の北側の都市に首都を移そうという動きが起こった。フィラデルフィアが直ぐに暫定首都となるべく声を揚げ、またジョージタウンでは市長のトマス・コーコランがジョージタウン大学を、一時的な議会の開催場所として提案した。最終的に首都を移す法案は議会で否決され、ワシントンが首都のままとなった。 ワシントンの事業家は、将来に首都を移転させる圧力が出てくることを恐れ、古いレンガ造り議事堂の建設費を手当てし、議事堂が1815年から1819年まで建設されている間は、そこで議会が開催された。マディソン大統領はその残り期間にオクタゴンハウスを住居とした。ホワイトハウスの再建は1815年初期に始まり、ジェームズ・モンロー大統領が1817年に就任した時に完成した。 これから207年後の2021年1月6日、共和党から2020年アメリカ合衆国大統領選挙に出馬したが落選した第45代大統領のドナルド・トランプの支持者らが議事堂を占拠した。議事堂が攻撃を受けるのはこれに続いて2度目であり、トランプ大統領は事件を扇動したとして弾劾裁判を受けたが無罪判決を受けた。なおトランプ大統領はアメリカ史上初の2回弾劾裁判を受けた大統領である。
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