ワシリー・アクショーノフとは? わかりやすく解説

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アクショーノフ【Vasiliy Pavlovich Aksyonov】

読み方:あくしょーのふ

[1932〜2009ロシア小説家ソ連時代長編「星の切符」などで反逆的な若者大胆に描き1960年代青春文学旗手となった1980年には米国に移住。他に「月への道半ば」「モスクワ物語」など。


ワシリー・アクショーノフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 15:24 UTC 版)

ワシリー・パーヴロヴィチ・アクショーノフ(Vasily Aksyonov、ロシア語: Васи́лий Па́влович Аксёнов1932年8月20日 - 2009年7月6日)は、ロシア作家タタールスタン共和国(当時のソビエト連邦カザン生まれ。母親は小説家のエヴゲーニヤ・ギンズブルグ

1956年レニングラード医科大学卒業、1960年に同大学の医学博士号を修得、大学を出て3年間医師として各地で医療活動に従事した。1960年より『同期生』でデビューし、その後も『星の切符』などの作品を発表し、スターリン批判以後の新しい世代の中心的な作家といわれた。

1980年フランスへと亡命し、翌年アメリカ合衆国へと移住した。1990年よりアメリカ市民権を習得し、ジョージ・メイソン大学に勤めていた。2004年ロシア・ブッカー賞受賞。

作品

日本語訳

  • 『若い仲間』山村房次訳 弘文堂 1964
  • 『同期生』原卓也,草鹿外吉訳 白水社 1965 
  • 『星の切符』木村浩訳「世界文学全集 20世紀の文学 第30 (アクショーノフ,ネクラーソフ,テンドリャコフ,ソルジェニツィン,アイトマートフ)」集英社 1965 のち文庫 
    • 『星の切符』工藤精一郎訳『世界の文学 新集 45 (プラトーノフ.アクショーノフ)』中央公論社 1971 のち文庫
    • 『星の切符』工藤正広訳「世界文学全集 42 (エレンブルグ.レオーノフ.アクショーノフ)」学習研究社 1979
  • 『モロッコの蜜柑』草鹿外吉訳 冬樹社 1966
  • 『新しいソビエトの文学 第5』アクショーノフ[編] パパなんて読むの 一九四三年の給食、いかした警帽野郎、いつでも売りますー戯曲(安井侑子訳) 月への道なかば(江川卓訳) ジコイ(草鹿外吉訳) 勁草書房 1968

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