ワシラ (アラスカ州)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ワシラ (アラスカ州)の意味・解説 

ワシラ (アラスカ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 05:28 UTC 版)

ワシラ
メインストリート
マタヌスカ・スシトナ郡内の位置
座標:北緯61度34分54秒 西経149度27分9秒 / 北緯61.58167度 西経149.45250度 / 61.58167; -149.45250
アメリカ合衆国
アラスカ州
マタヌスカ=スシトナ郡
面積
[1]
 • 合計 13.13 mi2 (34.01 km2)
人口
(2020年)[2]
 • 合計 9,054人
ウェブサイト cityofwasilla.gov

ワシラ(Wasilla)は、アメリカ合衆国アラスカ州マタヌスカ=スシトナ郡にある都市。人口は9,054人(2020年)。人口の約1割はアメリカ先住民又はエスキモーが占める。

名称はアラスカ先住民デナイナ族のワシラ酋長の名に因み、部族の言葉で「そよぐ風」を意味する。ロシア統治時代のロシア語では英名でウィリアムにあたるヴァシーリー(vasili)とも呼ばれていた。

地理

アンカレジの北67キロメートル、 マタヌスカ=スシトナ渓谷英語版の中央に位置する。

歴史

1917年にクニク - ウィロー・クリーク鉱山の交差点に位置した事と、アラスカ鉄道の建設の際にアンカレジやフェアバンクスとの間に位置していた事などからワシラ市が設立され、第二次世界大戦まで石炭の供給基地として発展した。マタヌスカとスシトナ渓谷は1930年代のニューディール政策で農地開拓者が入植した地で、農業や資源開発が行われた。1974年に市制が敷かれた。

イベント

ワシラ湖

毎年3月に、アイディタロッド犬ぞりフェステバルと言う犬ぞりレースなどが開催され、夏には釣りコンテストも開催されている。

関係者

アラスカ州知事で、2008年のアメリカ大統領選挙共和党副大統領候補だった、サラ・ペイリンはワシラ出身で、ワシラの市長も務めていた。

脚注

  1. ^ 2020 U.S. Gazetteer Files”. United States Census Bureau. October 29, 2021閲覧。
  2. ^ ワシラ市の人口(2020年アメリカ合衆国国勢調査)”. 2025年3月10日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ワシラ (アラスカ州)」の関連用語

ワシラ (アラスカ州)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワシラ (アラスカ州)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワシラ (アラスカ州) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS