工藤正広とは? わかりやすく解説

工藤正廣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 01:25 UTC 版)

工藤 正廣(工藤 正広、くどう まさひろ、1943年5月5日 - )は、日本のロシア文学者詩人翻訳家北海道大学名誉教授。元・公益財団法人北海道文学館理事長。現・北海道立文学館館長(2023年3月現在)。


  1. ^ 「同時代」同人一覧、『同時代』(第34号) 2013年6月、p. 153。
  2. ^ 北海道文学館 編 1985, p. 130, 「工藤正廣」.
  3. ^ 工藤正廣 著『西行抄 恣撰評釈72首』未知谷 刊/ISBN978-4-89642-609-0)の内容詳細”. Publisher Michitani 未知谷 (2020年). 2023年6月24日閲覧。 “1943年青森県黒石生まれ。北海道大学露文科卒。東京外国語大学大学院スラブ系言語修士課程修了。現在北海道大学名誉教授。ロシア文学者・詩人。”
  4. ^ ロシア文学へのいざない : 「ドクトル・ジヴァゴ」完訳までの道|イベントレポート”. スルガ銀行 Dバンク支店 (2014年6月20日). 2023年6月24日閲覧。 “70年代最大の出来事は) 1976年のモスクワ大学への留学。ここでの思い出は、ロシア語のクラスで正しい発音を会得するのに「いきなり舌を引っ張られた」こと。いかにもロシア的な教え方をされて「喧嘩をした」工藤氏は、授業には出ずに、かわりにパステルナークが暮らした家を訪ねたり、同じく留学中だった安井亮平氏(現早稲田大学名誉教授)と出会ったりと、初めてのモスクワ生活を楽しんだ。”
  5. ^ 札幌市教育委員会: “新札幌市史 第5巻 通史5(下) : 第十編 現代の札幌 : 第九章 芸術・文化の拡がり : 第一節 芸術文化 : 一 文学 : 評論大国・北海道を支えて”. 札幌市中央図書館 - 新札幌市史デジタルアーカイブ. 札幌市 (2005年3月31日). 2023年4月4日閲覧。 “〔昭和〕51年〔1976年〕創刊の季刊『詩と創作 れい』も評論活動に特色がある。同人に沖典代(沖藤典子)、熊谷政江(藤堂志津子)らもいたが、編集人の有土健介(のち本名の谷口孝男)が二葉亭四迷論から中島みゆき論、谷川雁(がん)論等、幅広い評論活動を展開した。また、経済評論家・小林睦夫が、〔平成〕6年秋号から「同人誌文芸季評」をスタート(以前は「エコー・ポスト・ジャンボ」名で不定期寄稿)し、道内同人誌をきめ細かに批評している。〔平成〕15年の102号は、平成14年末に死去した発行人・いのうえひょう(井上彪)の追悼号であった。”
  6. ^ P.L.B.(川口則弘). “『黎』”. 同人雑誌評の記録. 2023年4月4日閲覧。 ※同人誌『黎』掲載作品として雑誌『文學界』の同人雑誌評で言及された作品の一覧。
  7. ^ 北海道文学館 編 1985, p. 607, 「黎」.
  8. ^ P.L.B.(川口則弘). “『オリザ』”. 同人雑誌評の記録. 2023年4月4日閲覧。 ※同人誌『オリザ』掲載作品として雑誌『文學界』の同人雑誌評で言及された作品の一覧。
  9. ^ 北海道文学館 編 1985, pp. 427–428, 「オリザ」.
  10. ^ 社告:第75回毎日出版文化賞決まる”. 毎日新聞 (2021年11月3日). 2023年6月24日閲覧。
  11. ^ 概要 : 沿革”. 北海道立文学館. 2023年3月20日閲覧。
  12. ^ 公益財団法人北海道文学館のあゆみ”. 北海道立文学館. 2023年3月20日閲覧。 “2018年6月29日午後5時から、臨時理事会を開催し、池澤夏樹館長から申し出のあった館長退任を了承するとともに、当財団前理事長・詩人・ロシア文学者の工藤正廣さんに北海道立文学館の館長就任を委嘱した。発令は7月1日付。”


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