ロックvsホーガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 06:03 UTC 版)
「レッスルマニアX8」の記事における「ロックvsホーガン」の解説
今大会でもっとも注目された一戦は、第9試合で行われたザ・ロック対ハルク・ホーガンであった。1993年以来、約9年ぶりに古巣のWWFに復帰したかつての大エース・ホーガンと、現エースであったロックとの新旧スーパースター対決は、「ICON vs ICON(象徴vs象徴)」「モハメド・アリvsマイク・タイソン」「ベーブ・ルースvsバリー・ボンズ」などと様々な形で比喩され、大いに注目を集めた。 ポジショニングではロックがベビーフェイス、当時nWoを再結成していたホーガンがヒールであったが、いざ試合が始まると会場を埋め尽くしたファンは、nWoとしてのホーガンにブーイングを送ることなく、逆9年ぶりにカムバックしたかつてのヒーローとして大歓声で迎え、一方ロックには激しいブーイングが浴びせられた。 ブーイングを浴びたことにより調子を崩された格好となったロックは、試合中盤からヒールのように観客にアピールし、ホーガンに対しても攻撃的となった。しかし、終盤にホーガンから決められた必殺であるレッグドロップを返し、反撃のピープルズ・エルボーを披露したときには場内も歓声一色となり、試合にも勝利し実力で世代交代を証明した。ホーガンは試合終了後には自ら握手を求め、腕を上げてロックを認めた。この試合は序盤から中盤にかけてのブーイングもあって賛否両論となったものの、結果として世代交代に成功したことにより観客のブーイングを含めて歴史的名勝負として評価されている。
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