ロタ_(チリ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロタ_(チリ)の意味・解説 

ロタ (チリ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/12 14:57 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ロタ
都市および基礎自治体
ロタの夕暮れ

紋章
ビオビオ州における位置
ロタ
チリにおける位置
南緯37度05分 西経73度10分 / 南緯37.083度 西経73.167度 / -37.083; -73.167座標: 南緯37度05分 西経73度10分 / 南緯37.083度 西経73.167度 / -37.083; -73.167
 チリ
ビオビオ州
コンセプシオン県
建設 1662年
旧名 サンタ・マリア・デ・グアダルーペ
行政
 • 種別 基礎自治体
 • 市長 パトリシオ・マルチャント・ウジョーア (無所属)
面積
[3]
 • 合計 135.8km2 (52.4mi2)
標高
82m (269ft)
人口
(2002年国勢調査)[3]
 • 合計 49,089人
 • 密度 360/km2 (940/mi2)
 • 都市部
48,975人
 • 農村部
114人
性別
[3]
 • 男性 23,944人
 • 女性 25,145人
等時帯 UTC-4 (チリ標準時)
 • 夏時間 UTC-3 (チリ夏時間)
市外局番 56 + 41
ウェブサイト www.lota.cl

ロタスペイン語: Lota)は、チリビオビオ州にある都市。アラウコ湾に臨む。

歴史

1662年10月12日にアンヘル・デ・ペレード総督が建設したサンタ・マリア・デ・グアダルーペを前身とするが、アラウコ戦争で壊滅した。19世紀中ごろに炭鉱の町として発展し、1875年1月5日に町制施行、1881年11月30日には市に昇格した。市名はマプチェ語で「小さな村」を意味する Louta に由来するとされる。

市内の炭鉱はサルバドール・アジェンデ政権時に一度国有化されたが、アウグスト・ピノチェトのもとで再び民営化された[4]。石炭資源が枯渇しかけた1990年代、追い討ちをかけるようにコロンビア産の安価な石炭が出回るようになったため、鉱山は閉鎖され、住民は貧困に落ち込んだ。

今日、ロタはチリで最も貧しい都市のひとつで、観光を軸に経済の活性化を図っている。見どころとしては、炭鉱跡やホワイト・ビーチ、コウシーニョ家の手になるロタ公園、それにロタ歴史博物館がある。また、チビリンゴ水力発電所はトマス・エジソンの設計で1897年につくられた、チリ初の水力発電施設である。近年、町はコンセプシオン大都市圏の一部とみなされるようになった。

人口統計

国立統計研究所が行った2002年の国勢調査によると、ロタ市の面積は135.8平方キロ、人口は4万9089人(男性2万3944人、女性2万5145人)である。このうち、都市部には4万8975人 (99.8%) が、農村部には114人 (0.2%) が住んでいる。前回の1992年の調査に比べ、人口は2.3%減少した[3]

行政

ロタ市は議会が行政を司り、四年ごとに選挙で選ばれる市長が統率する第三級行政区画に位置づけられる。現在の市長はパトリシオ・マルチャント・ウジョーア(無所属)である[1][2]

国政では、上院の第13選挙区(ビオビオ州沿岸部)と下院の第46選挙区(ほかにレブ、アラウコ、クラニラウェ、ロス・アラモス、カニェーテ、コントゥルモ、ティルア)に属する。第13区選出の上院議員はビクトール・ペレス・バレラ(独立民主連合)とマリアーノ・ルイス=エスキーデ・ハラ(キリスト教民主党)、第46区選出の下院議員はマヌエル・モンサルベ(チリ社会党)とイバン・ノランブエナ(独立民主連合)である。

脚注

外部リンク


「ロタ (チリ)」の例文・使い方・用例・文例



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロタ_(チリ)」の関連用語

ロタ_(チリ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロタ_(チリ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロタ (チリ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS