ロシアの査証・通行許可証を取得した訪問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 03:06 UTC 版)
「北方四島交流事業」の記事における「ロシアの査証・通行許可証を取得した訪問」の解説
ロシアの査証を取得し、まずサハリン(樺太)に渡り、ユジノサハリンスク(豊原)で北方四島のいずれかまたは全部の島に有効な通行許可証を取得(現地旅行代理店が代行してくれる)したのち、サハリン航空の飛行機または、コルサコフ(大泊)からサハリンクリル海運の定期船に乗船することによって、誰でも国後島、択捉島を訪問できる。色丹島には空港がないので、船しか行く手段がない。歯舞群島には民間人がいないので、船便もなく、公共交通では行くことが出来ない。 定期船は、3月から12月まで週2回コルサコフを出帆している。飛行機は現地空港が霧の場合欠航するので信頼がおけないが、船の運航は比較的正確。パスポート、ビザと通行許可証さえあれば日本人を含む外国人はだれでも乗船できる。コルサコフからユジノクリリスク(古釜布)への片道料金は、3等約3000ループル。 なおこの方法は、内閣が1989年に自粛要請を出しているため発覚すれば行政指導を受ける事になるが、罰則規定等は無いので、ロシア側の手続きさえきちんと踏めば、海外旅行と同じ感覚で行うことが出来る。
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