ロシアの毛皮市場の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 19:42 UTC 版)
「清露国境紛争」の記事における「ロシアの毛皮市場の変化」の解説
ロシア人をシベリアに惹きつけたのはまず毛皮の豊かさであった。だが、英蘭戦争(1652-1674)によって、当時のロシア唯一の港である、白海沿岸アルハンゲリスクでの毛皮貿易は縮小した。この港からロシアとの交易を行うのはイギリス人とオランダ人が主であった。ペルシャ貿易は中断した。ロシア国内ではドイツ服が流行し、毛皮の需要が減っていた。いっぽう、清や朝鮮では毛皮が流行しはじめており、ロシア・ツァーリ国は新たな毛皮市場として清との交易を望んでいた。
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