ロケットの慣性航法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 交通 > 船舶 > 航法 > ロケットの慣性航法の意味・解説 

ロケットの慣性航法

ジャイロと加速度計で速度と位置をわり出す「慣性航没

ジャイロによってロケット姿勢変化測定し加速度計出力から、速度位置随時割り出していくことを「慣性航没(かんせいこうほう)といいますロケットの中の、ジャイロ加速度計まとめて慣性センサ」と呼び、これらをつめた箱を「IMU」といいますIMUには、「プラットフォーム方式」と「ストラップダウン方式」の2つあります

慣性センサを一定の姿勢に保つ「プラットフォーム方式」

空間に対してIMU(慣性センサユニット)を一定の姿勢に保つ方式です。宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))のH-I ロケットは、プラットフォーム方式採用してます。


ロケットに慣性センサを固定する「ストラップダウン方式」は小型で高精度

IMU(慣性センサユニット)をロケット固定する方式です。ストラップダウン方式は、プラットフォーム方式比べて重量小型、低消費電力高精度というふうに技術的に優位ですが、機体運動検出するための入力角度範囲の広いジャイロと、座標変換をおこなうための高速搭載計算機必要になります宇宙開発事業団N-IIロケットH-IIロケットH-IIAロケットはストラップダウン方式採用してます。






ロケットの慣性航法と同じ種類の言葉

このページでは「スペース百科」からロケットの慣性航法を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からロケットの慣性航法を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からロケットの慣性航法を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ロケットの慣性航法」の関連用語

ロケットの慣性航法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロケットの慣性航法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
JAXAJAXA
Copyright 2024 Japan Aerospace Exploration Agency

©2024 GRAS Group, Inc.RSS