レイヤー (DTP)
(レイヤー機能 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/02/22 08:56 UTC 版)
レイヤー (Layer) とは、グラフィックソフトウェアなどに搭載されている、画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のことである。レイヤとも呼ばれる。日本語では層、重ね合わせの意味である。Adobe PhotoshopやPainterなどの商用ソフトだけではなく、フリーのグラフィックソフトウェア(GIMPなど)にも搭載されているものがある。
- 1 レイヤー (DTP)とは
- 2 レイヤー (DTP)の概要
- 3 関連項目
レイヤー機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 17:29 UTC 版)
Photoshopの「調整レイヤー」やClip Studio Paintの「トーンレイヤー」に相当する「フィルターレイヤー」の機能を持ち、画像を非破壊的に編集できる。 Photoshop系ソフトの「レイヤーグループ」に相当する「グループレイヤー」の機能を持つ。「グループレイヤー」の入れ子構造を取ることができ、特定のグループレイヤーにフィルターレイヤーでフィルター効果をかけることができる。この「グループレイヤー」に、Krita独自の機能である「クリッピングマスク」と「アルファ継承」を組み合わせて使うのが、Kritaで想定されたワークフローである。 2015年リリースのKrita 2.9でPhotoshop標準のPSDファイルのレイヤー形式との互換性を強化し、PSDの「レイヤースタイル」や「レイヤーグループ」に対応。しかしKritaの「グループレイヤー」はKrita独自の機能を持ち、Photoshop系ソフトの「レイヤーグループ」とは異なる実装であるため、完全な互換性は取れないし、取るつもりもない。KritaはAdobe社のクローズドなファイル形式であるPSD形式を置き換えるべく、オープンなファイル形式であるOpenRaster形式(ora形式)の策定を行っており、レイヤーを含んだ画像データを外部のソフトとやり取りする際はOpenRaster形式で保存することを勧めているが、OpenRaster形式に対応した有名ソフトはKritaとGIMPくらいであるため、あまり普及していない(KritaはPSDに弱いため、Photoshop系ソフトとやり取りする際はいったんora形式でGIMPに持ち込んでPSDに変換する裏技もある)。
※この「レイヤー機能」の解説は、「Krita」の解説の一部です。
「レイヤー機能」を含む「Krita」の記事については、「Krita」の概要を参照ください。
- レイヤー機能のページへのリンク