ルーソン=ゴア家
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「グランヴィル伯爵」の記事における「ルーソン=ゴア家」の解説
初代スタッフォード侯爵グランヴィル・ルーソン=ゴアの末子で外交官のグランヴィル・ルーソン=ゴア(1773–1846)は、1814年8月12日に連合王国貴族爵位スタッフォード州のストーンパークのグランヴィル子爵(Viscount Granville, of Stone Park in the County of Stafford)に叙せられた。さらに1833年5月10日にはグランヴィル伯爵とスタッフォード州のストーンのルーソン男爵(Baron Leveson, of Stone in the County of Stafford)に叙せられた。これが現存する2期目のグランヴィル伯爵位である。 第1期の初代グランヴィル女伯爵グレイス・カートレットの父である初代バース伯爵(英語版)ジョン・グランヴィル(英語版)の娘の一人ジェーン(1653–1696)は4代準男爵サー・ウィリアム・ルーソン=ゴア(英語版)(1647頃–1691)に嫁いでおり、2期目のグランヴィル伯爵に叙されたグランヴィル・ルーソン=ゴアはその子孫にあたるという関係だった。 初代伯の死後、その息子のグランヴィル・ジョージ・ルーソン=ゴア(1815–1891)が2代伯を継承した。彼は自由党の政治家として外務大臣などの閣僚職を歴任した。 その息子である3代伯グランヴィル・ジョージ・ルーソン=ゴア(英語版)(1872–1939)は、外交官として欧州各国の大使を歴任した。 3代伯には男子がなかったため、彼の死後は弟のウィリアム・スペンサー・ルーソン=ゴア(英語版)(1880–1953)が4代伯を継承した。彼は海軍中将(Vice-Admiral)まで昇進した王立海軍の軍人であり、晩年には北アイルランド総督やマン島総督も務めた。4代伯の夫人ローズ(英語版)は、ジョージ6世后のエリザベスの実姉である。 4代伯の死後はその息子ジョージ・ジェイムズ・ルーソン=ゴア(1918–1996)が5代伯を継承し、5代伯の死後はその息子グランヴィル・ジョージ・ファーガス・ルーソン・ゴア(1959-)が6代伯を継承した。2017年現在の当主も彼である。
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