ブラックリー子爵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ブラックリー子爵の意味・解説 

ブラックリー子爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 15:21 UTC 版)

エジャートン家の紋章

ブラックリー子爵英語: Viscount Brackley)は、イギリス子爵位。エジャートン家英語版に対して二度創設されており、最初に創設されたときはイングランド貴族、二度目に創設された時は連合王国貴族であった。

第一期は1616年、初代エルズミア男爵トマス・エジャートンが叙されたことに始まる。彼は法務次官英語版法務長官を経て大法官に至った法律家であり、先立つ1603年エルズミア男爵Baron Ellesmere)を授けられていた。

ブラックリー子爵を相続した息子の第2代ブラックリー子爵ジョン・エジャートンが1617年ブリッジウォーター伯爵へ、玄孫の第4代ブリッジウォーター伯爵スクロープ・エジャートン1720年ブリッジウォーター公爵へ陞叙されているが、1829年に死去した第8代ブリッジウォーター伯爵フランシス・エジャートン(兼第9代ブラックリー子爵)を最後に断絶した。

第二期は1846年アイルランド担当大臣英語版陸軍卿を歴任した政治家のフランシス・エジャートン卿英語版エルズミア伯爵に叙されるにあたって従属称号英語版として授けられたものである。[1]彼の父である初代サザーランド公爵ジョージ・ルーソン=ゴアは第3代ブリッジウォーター公爵フランシス・エジャートンの甥(姉の息子)にあたり、エジャートンへの改姓を条件に第3代ブリッジウォーター公爵の遺産相続人に指名されていた。

初代エルズミア伯爵(兼初代ブラックリー子爵)の玄孫第5代エルズミア伯爵ジョン・エジャートン英語版1963年に本家筋ルーソン=ゴア家英語版の男系断絶によりサザーランド公爵を継承したため、以後ブラックリー子爵はエルズミア伯爵とともにサザーランド公爵の従属称号となって現在に至っている。

ブラックリー子爵 (第1期; 1616年)

ブラックリー子爵 (第2期; 1846年)

エルズミア伯爵を参照。

脚注

  1. ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Ellesmere, Francis Egerton, 1st Earl of" . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 9 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 290–291.

参考文献

関連項目


ブラックリー子爵 (第1期; 1616年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 15:21 UTC 版)

「ブラックリー子爵」の記事における「ブラックリー子爵 (第1期; 1616年)」の解説

トマス・エジャートン (初代ブラックリー子爵)1540年 - 1617年ジョン・エジャートン (第2代ブラックリー子爵)(英語版) (1579年 - 1649年1617年ブリッジウォーター伯爵第2期)に叙される。以降ブリッジウォーター伯爵参照

※この「ブラックリー子爵 (第1期; 1616年)」の解説は、「ブラックリー子爵」の解説の一部です。
「ブラックリー子爵 (第1期; 1616年)」を含む「ブラックリー子爵」の記事については、「ブラックリー子爵」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ブラックリー子爵」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブラックリー子爵」の関連用語

ブラックリー子爵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブラックリー子爵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブラックリー子爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのブラックリー子爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS