リンダ・メダレンとは? わかりやすく解説

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リンダ・メダレン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 04:09 UTC 版)

リンダ・メダレン
名前
ラテン文字 Linda MEDALEN
基本情報
国籍  ノルウェー
生年月日 (1965-06-17) 1965年6月17日(59歳)
出身地 サンドネス
身長 167cm
選手情報
ポジション FW
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1992-1998 日興證券
アスケーノルウェー語版
代表歴2
1988-1999  ノルウェー 152 (64)
獲得メダル
 ノルウェー
女子サッカー
オリンピック
1996 アトランタ 女子
1. 国内リーグ戦に限る。2020年6月26日現在。
2. 2020年6月26日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

リンダ・メダレン (ノルウェー語: Linda Medalen, 1965年6月17日 - )は、ノルウェーローガラン県サンドネス出身の元女子サッカー選手。

ノルウェーの女子サッカー選手の中でももっとも有名な選手の一人に数えられており、ノルウェー代表では152試合のキャップ数と64ゴールの記録を持っている。1995 FIFA女子ワールドカップにも出場しており、グループリーグのナイジェリア戦と準々決勝のデンマーク戦でそれぞれゴールを挙げており、チームも優勝している。

経歴

ノルウェーでは警察官としてフルタイムで働きながら地元クラブのアスケー・フォトバルノルウェー語版でプレー[1][2]。1988年と1991年に得点王を獲得した[3][4]

ノルウェー代表として1991 FIFA女子ワールドカップに準優勝した際の活躍により、1992年に日本女子サッカーリーグ日興證券女子サッカー部ドリームレディースに移籍[1][2]1992年シーズンに最多得点と最多アシストを記録。1996年シーズンには第1節のOKI FC Winds戦で日本国内の1試合個人最多得点記録となる10得点を叩き出すなどチームのリーグ初優勝に貢献し、最多得点と年間最優秀選手に選ばれた。ベストイレブンには3回(1992年、1995年、1996年)選出。当初は日本で5ヶ月間プレーして残り7ヶ月は母国で警察官をする生活だったが、1994年からは完全なプロとなった[5]。1998年に帰国し[2]、アスケーに復帰。かつてはフォワードとして活動していたものの、後ろの位置でのプレーもするようになり最後はセンターバックを務めた。

1999年に雑誌「セー・オグ・ホーレノルウェー語版」で自身が同性愛者であることをカミングアウトしており[6][2]、2012年には女性と結婚した[7]

2007年にはアスケーの議会選に保守党より立候補し、当選を果たした[8]

脚注

  1. ^ a b 木村 2007、203頁。
  2. ^ a b c d 木村 2007、214頁。
  3. ^ Norwegian women first division 1988, top scorers
  4. ^ Norwegian women first division 1991, top scorers
  5. ^ 木村 2007、209頁。
  6. ^ Langholm, Dag (30 June 1999). “Linda står frem som lesbisk”. Verdens Gang. http://www.vg.no/pub/vgart.hbs?artid=2864181 2007年9月20日閲覧。 
  7. ^ “Giftet seg borgerlig på kirketrappen”. Budstikka. (2014年4月8日). https://www.budstikka.no/nyheter/nyheter/giftet-seg-borgerlig-pa-kirketrappen/s/2-2.310-1.7401179 2017年11月2日閲覧。 
  8. ^ Brevik, Christian (11 September 2007). “Disse er klare for Asker kommunestyre”. Asker og Bærums Budstikke. オリジナルの2007年9月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070917102111/http://www.budstikka.no/sec_nyheter/article141105.ece 2007年9月20日閲覧。 

参考文献

外部リンク




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