二盃口
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二盃口(リャンペーコー)とは、麻雀における役の一つ。その名の通り、一盃口が2つ出来ている和了形である。3翻役。鳴くと成立しない門前役である。略してリャンペー[1]とも言われる。かつてはダブル一盃口[2]や二色二順(りゃんそうりゃんしゅん)[3]と言ったり、両盃口[4]あるいは両般高と表記されることもあった。
- ^ 古い麻雀書などには、「リャンペキ」とも略すと表記されているものがある。
- ^ 高橋博『リーチ麻雀の遊び方』金園社、1957年、p79
- ^ a b 栗原安行『カラー版 麻雀教室』日東書院、1986年。ISBN 4528004364。p67、p116。
- ^ a b 天野大三、青山敬『新現代ルールによる図解麻雀入門』梧桐書院、1979年。ISBN表記なし、0076-590868-2368。p84、p168では「二盃口」、p212、p215では「両盃口」と表記揺れがある。いずれでも2翻。
- ^ バビロン(馬場裕一)『麻雀手役大事典』毎日コミュニケーションズ、2002年。ISBN 4839908672。p54、この書籍では二盃口の出現確率を0.1%としている。
- ^ 二盃口のみのロンあがり(3翻)。そのためには副底(20符)の他にメンツモをつけないために門前加符(10符)そして平和をつけないために待ちもしくは雀頭の符(最低2符)をつける必要がある。
- ^ 符を30符に抑えるためにはメンツモと平和のいずれかをつける必要がある。
- ^ 符を20符に抑えるためにはメンツモと平和の両方をつける必要がある。
- ^ 横山竜介・大村元『麻雀シリーズ3 わたしにもわかる マージャン役と点数の数え方』 西東社、1980年 p62。
- ^ 中国麻雀では二盃口に相当する場合、門前の場合は手牌全体が七対(七対子)として扱われ、副露している場合(この場合は日本麻雀では和了役にならない)は一般高(一盃口)2つとして扱われる。ただし、中国麻雀では1.2.3、7.8.9の二盃口かつ5の雀頭で清一色の複合技である一色雙龍会という大役が存在する。
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