ランキングについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 05:25 UTC 版)
「2019年アブダビグランプリ」の記事における「ランキングについて」の解説
ドライバーズランキング2位以上およびコンストラクターズ4位までの順位はすでに決着がついているものの、ドライバーズランキング3位以下のドライバーとコンストラクターズ4位から8位の座は最終戦で雌雄を決することになった。 ドライバーズランキング ドライバーズランキングは最大26ポイントが獲得できるが、そのうち9位以下のドライバーは優勝しても8位以上になることはない。ただし、9位以下は僅差なため、ベスト・オブ・ザ・レストとして扱われることの多い7位入賞ができれば、ランキングが変動する可能性が残されている。その中でも注目なのは、3位から8位のドライバーズランキングとなる。暫定3位のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の260ポイントに対し、11点差の249ポイントで追う暫定4位のシャルル・ルクレール(フェラーリ)との一騎討ちとなる。暫定5位に付けているセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は230ポイントで、仮に最大ポイントを獲得してもフェルスタッペンに届かないため、3位への浮上は不可能であるが、理論上4位へ浮上することができるため、フェラーリとしてはチームメイト対決となる。また、その下のドライバーズランキング6位の座をめぐり、ピエール・ガスリー(トロ・ロッソ)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)の3名が対決することとなる。 アブダビGPの順位とドライバーズランキングの最終得点ドライバー得点(勝数)優勝2位3位45678910フェルスタッペン260(3勝) 285 278 275 272 270 268 266 264 262 261 ルクレール249(2勝) 274 267 264 261 259 257 255 253 251 250 ベッテル230(1勝) 255 248 245 242 240 238 236 234 232 231 ガスリー・サインツ95 120 113 110 107 105 103 101 99 97 96 アルボン84 109 102 99 96 94 92 90 88 86 85 太字は無条件で暫定順位の死守が確定できる点数。斜体は条件付きで順位変動が起きる点数。 表の該当者がファステストラップポイントを獲得した場合、獲得した点数に1点加算する形となる。 同点の場合は優勝回数および上位成績によりランキングが決定する。 ドライバーズランキング暫定3位だが、フェルスタッペンは3位以上でフィニッシュすれば自力で3位が確定する。4位のルクレールはフェルスタッペンの結果次第ではあるが、最低でも3位以上でのフィニッシュが必須となる。また、5位のベッテルは優勝が必須なうえ、ルクレールが8位以下という条件が成立した場合のみ4位を奪取できる。 ドライバーズランキング6位の方は、ガスリーとサインツの場合、先着したほうが6位の座を獲得する。一方でアルボンはポイント的には4位フィニッシュでも逆転できる計算だが、最高位の関係で敗れる可能性があるため、表彰台を獲得(3位以上でフィニッシュ)しなければ逆転は困難である。 コンストラクターズランキング 本レースで獲得できる最大ポイントが44ポイントであるため、理論上は暫定5位のルノーから同6位のトロ・ロッソ、同7位のレーシング・ポイント、同8位のアルファロメオまでの4チームがコンストラクターズ5位を獲得することが可能である。共通しているのはダブル入賞が必須なこととライバルチームの成績次第という条件となる。
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