ラブリーフレイムラビリンス【ラブリーフレイムラビリンス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7603号 |
登録年月日 | 1999年 11月 30日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ラブリーフレイムラビリンス よみ:ラブリーフレイムラビリンス |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 12月 3日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社向山蘭園 | |
品種登録者の住所 | 山梨県塩山市熊野274番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 向山武彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ストラスエイボン」に「タペストリー」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが紫赤の地色に濃紫赤色の条線が入り,リップはてい形でピンク白の地色に暗紅色の斑点及び楔が入る中型種である。草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形,横断面の形は扁円形,高さは31~60㎜,長径は31~50㎜である。葉の全体の形は広線形,先端の形は不等鋭先形,頂点の角度は45~60゜,先端の角度は60~90゜,葉の長さは45~75㎝,幅は31~40㎜,葉色は緑,葉数は7~9枚である。一花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝,色は淡緑である。咲き型は抱え咲き,花の横径は61~80㎜,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパル正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形,先端の形は不等微突形,ペタル正面の形は長ひし形,先端の形は不等微突形である。リップ正面の形はてい形,先端の形は微突形,周縁の反転は無,波打ちは中である。全体的な花色は赤系,花色はセパル及びペタルは紫赤(JHS カラーチャート9714)の地色に濃紫赤(同9709)の条線が入る,リップはピンク白(同0101)の地色に暗紅(同0110)の斑点及び楔が入る。花の香りは無,開花期は冬である。「レディー ファイアー レッド アンジェリカ」と比較して,花茎の色が淡緑であること,リップ正面の形がてい形であること,セパル及びペタルが紫赤の地色に濃紫赤色の条線が入ること,リップがピンク白の地色に暗紅色の斑点及び楔が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に,出願者の温室(山梨県塩山市)において,「ストラスエイボン」に「タペストリー」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ラブリー フレイム ’ZR53’」であった。 |
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