ラウル式とは? わかりやすく解説

ラウル式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:58 UTC 版)

モノレール」の記事における「ラウル式」の解説

ランゲン式同じよう発想非対称懸垂式構造モノレールだが、推進装置台車組み込まずプロペラ推進するというもの。フランスで1919年試験線建設されたが、詳細な記録残されていない1930年にジョージ・ベニー (George Bennie) が改良型試験線グラスゴー近郊のミルンギャヴィー (Milngavie) に建設した。こちらの方はレールプレーン (Railplane) と呼ばれ最高時速120マイル目指し計画された。レールプレーンは、安定性確保するために下部にもう1本振れ止めレール追加しており、厳密にモノレールではない(下部レール車体重量負担しない)。当時日本にも「軌道飛行機」として紹介された。第二次世界大戦金属供出のため、試験線1941年撤去された(1950年代という説もある)。 のちに、フランスでプロペラ(のちジェットエンジン)を推進装置として使用したアエロトラン開発され実験された。こちらは懸垂式ではなく走路の上車体乗る案内軌条式鉄道類似していた。アエロトラン実用化はされなかった。

※この「ラウル式」の解説は、「モノレール」の解説の一部です。
「ラウル式」を含む「モノレール」の記事については、「モノレール」の概要を参照ください。

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