ライバルとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:31 UTC 版)
「ルイス・ハミルトン」の記事における「ライバルとの関係」の解説
フェルナンド・アロンソ 2007年にマクラーレンでチームメイトだったアロンソとは、組んでいた当時は2007年ハンガリーグランプリでの出来事を含めて険悪な関係であった。しかし、2011年には「僕にとって宿命のライバル、そして最大のライバルは、永遠にフェルナンドだ。」と語っており、2018年にも最も倒すのが難しいドライバーであると高く評価した。また、アロンソも同じく11年にハミルトンのことを現役最速のドライバーと呼び、18年にはF1の歴史の中でもトップ5に入るドライバーであると評するなどお互いに認め合っていた。 ニコ・ロズベルグ ハミルトンのレーシングカート時代からのライバル。自身は優勝、ロズベルグがF1初の表彰台を獲得した2008年オーストラリアグランプリでは、表彰式前の控室で抱き合って大はしゃぎするほどの仲であった。カート時代から「いつか僕らがF1でチームメイトだったらどんなにクールだろうね?」と話していたという。2013年にハミルトンがメルセデスに移籍したことにより叶ったが、2014年からの3年間は圧倒的に競争力のあるマシンを保持して一騎打ち状態となったことで徐々に関係が悪化。2014年モナコグランプリや2014年ベルギーグランプリでのインシデントで関係が致命的なレベルに達した。同年のシーズン終了後には一旦和解したものの、2015年中国グランプリから再び亀裂が生じ始めた。そのままの関係が翌年まで引きずることとなり、2016年スペイングランプリでの同士討ちをはじめとして複数の接触事故を起こし、これまでは自由にレースをさせてきたチームがチームオーダーなどを検討する事態にまで発展した。最終的にはロズベルグが2016年末に王座を手土産に電撃引退したことによりライバル関係に終止符が打たれた。
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