ヨーロッパにおけるレモンティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/30 19:28 UTC 版)
「レモンティー」の記事における「ヨーロッパにおけるレモンティー」の解説
元々紅茶を旧世界側に伝えたオランダを始め、ドイツ、ポーランド、デンマーク等の大陸側ゲルマン諸国ではレモンを浮かべたり絞ったりするのは紅茶のポピュラーな飲み方で、温冷問わず好まれている。これらの国々ではスーパーマーケットでもリプトンブランドのペットボトル入り「Iced Tea with Lemon Flavor」のみならず、紅茶大手Pickwickのフリーズドライレモンを添加したティーバッグが定番商品として常置されている。ビュッフェや立食形式、カフェテリアなどでも紅茶をサーブする場所には必ず鉢に盛ったレモンが備えてあり、近くにミルクはあっても大抵コーヒー用のものである。ポーランドに至ってはカフェ等のメニューにミルクティーなどが書かれている事は殆ど無く、紅茶を頼めばデフォルトでレモンを添えてサーブされる。南北アメリカ、アフリカ南部等もオランダ・ドイツ系移民の多い影響もあり多くの地域で同様である。またイタリア、アルバニア等では夏場にアイスティー(the'freddo)がよく飲まれるが、大半がレモンティーであり、残り僅かをアップルティー、ピーチティー、マンゴーティーが分け合う程度である。
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