ユーザインタフェース機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 14:35 UTC 版)
「X Window System」の記事における「ユーザインタフェース機能」の解説
Xはユーザインタフェースの仕様やアプリケーション間通信の仕様を意図的に含まないようにしている。このためそれぞれ全く異なったインタフェースが生まれ、アプリケーション間の連携を阻む原因ともなっている。ICCCMはクライアントの相互運用に関する仕様だが、正しく実装するのが困難なことで有名である。MotifとCDEも標準化の試みだったが、解決策とはならなかった。この問題は、プログラマやユーザーを長い間悩ませてきた。2007年現在、アプリケーションのルック・アンド・フィールとアプリケーション間通信の一貫性を保つためには、特定のデスクトップ環境あるいは特定のウィジェット・ツールキットを採用してプログラムを作成するのが一般的である。 Xプロトコルは音声を全く扱わない。そのため、サウンドカードの制御も含めた部分はOSやOSSやALSAなどのオーディオシステムが分担している。多くのプログラマはOS固有のサウンドAPIを使っている。クライアントサーバ型のサウンドシステムとしては、古くはrplayやNetwork Audio Systemがあった。その後、EsounD (GNOME)、aRts (KDE) などが開発された。2001年、X.Orgはこの問題に対処するためMedia Application Server (MAS) の開発を発表した。しかし、これらはいずれも根本的な解決策とはなっていない。
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ユーザインタフェース機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/11 14:32 UTC 版)
「キャリッジ・リターン」の記事における「ユーザインタフェース機能」の解説
詳細は「エンターキー」を参照 Windows、Macintoshおよび他の多くのGUIオペレーティングシステムでは、リターンキーを押下するとダイアログボックスのデフォルトオプション(通常、OK や Yes)を選択したことになる。 Mac OS ではリターンキーとエンターキーに違いがあるが、Microsoft Windows では違いがない。現在では区別なく使われているが、キーボード上にリターンキーとエンターキーがある場合、実際には異なるスキャンコードを送っているので、プログラムによって異なる用途に使うこともできる。
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