ユーザインタフェースにおける英数字のサブセット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/15 18:23 UTC 版)
「英数字」の記事における「ユーザインタフェースにおける英数字のサブセット」の解説
英数字による文字列を人間が解釈する場合、曖昧さが生じることがある。特に明らかなのは、I および O が 1 および 0 とよく似ている点である。そこで用途によっては英数字のサブセットを使って曖昧さを排除することがある。 旅客機の座席番号は列を表す番号と行を表す文字で構成されている。幅が広い機体では、1列に10の席が並ぶことがあり、ABC-DEFG-HJK と文字が割り当てられている。つまり、1 と間違えないように I をスキップしている。 自動車製造業者が使う車両識別番号では、I、O、Q をスキップし、1 および 0 と間違う可能性を排除している。 V.35/M34のコネクタにはピン毎に小さな文字が浮き彫りになっている。そこでは G、I、O、Q が C、1、0 と見間違う可能性を考慮して排除されている。このサブセットは最初に使ったのがDECであることから、DECアルファベットと呼ばれている。 手書きされることが多い用途では、IとOに加えて、V が U と、Z が 2 と似ているということで排除されることがある。
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