ヤツボシシロカミキリ
和名 | ヤツボシシロカミキリ |
学名 | Olenecamptus octopustulatus (Motschulsky, 1873) |
名称由来 | |
分布 | 本州、対馬;朝鮮半島、中国、極東地域、東シベリア |
寄生植物 | ズミ |
標本処理 | 亜流酸? 酢酸エチル〇 |
体長 | 8-12mm |
2013年7月13日 岐阜県産
飛翔中をネットイン
frying
長野県産
福井県でのレポート
今庄町:湯尾(679),南条町:杣山(604)
分布地が局限されていて木曽開田高原と対馬であったが,鳥取県大山での未確認情報もあった.
寄主植物はこれまでズミの記録があるが,福井県ではブナ帯下部のナナカマド伐採木から羽化した.
また,やや古い時期の標本も確認されていて,これはすくい取りで採集された個体である.
県内では分布が定着していると考えられるが,高海抜地での記録は少ない.バラ科のズミがこれまで注目されていたが,ナナカマドでも寄生が確認された.
ブナ帯下部の広葉樹林の保存が重要と考える.
出典「福井県のすぐれた自然(動物編、植物編、地形地質編)」(1999年 福井県自然環境保全調査研究会監修 福井県発行)
固有名詞の分類
カミキリ | トホシカミキリ ツシマカタシロゴマフカミキリ ヤツボシシロカミキリ シラフヒゲナガカミキリ ミドリヒメスギカミキリ |
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