モーツァルト全作品目録とは? わかりやすく解説

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モーツァルト全作品目録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/04 15:57 UTC 版)

ルートヴィヒ・フォン・ケッヘル」の記事における「モーツァルト全作品目録」の解説

ケッヘル編集したモーツァルト作品目録は、1761年作曲された『クラヴィーアのためのメヌエット ト長調』から、絶筆『レクイエム』までの626曲を作曲時代順に配列した目録譜例小節数、自筆譜写譜出版譜の有無保管先などのデータ記載する各曲通し番号ふっていたが、これが現在のケッヘル番号となる。この時代順目録の前にデータ簡素化したジャンル別全作品目録を置く。先述したブライトコップ社のモーツァルト全集では、このジャンル分け使われていた。 モーツァルト作品目録は、ケッヘル以前にも存在した一つモーツァルト自身作ったもので、1784年以後死没直前までの176曲が収められている。また幼少期作品については父レオポルト作成していた。しかしこの二つ作品目録には15年空白期間がある。また、アロイス・フックスやレオポルト・フォン・ゾンライトナーもモーツァルト作品目録作成していたが、全作品網羅するという意志そもそも存在しないものだった。ケッヘル目録はその質を異にするもので、もしこの目録なければモーツァルト作品多く散逸してしまった可能性がある。 後の研究によって作品の成立時期見直されたり、作品新しく発見されたりしたため、この目録何度改訂された(最新版第8版)。特にアルフレート・アインシュタイン第3版1937年)と、フランツ・ギーグリンク(Franz Giegling)、ゲルト・ジーベルス(Gerd Sievers)、アレクザンダー・ワインマン(Alexander Weinmann)による第6版1964年)では大幅な訂正が行われている。

※この「モーツァルト全作品目録」の解説は、「ルートヴィヒ・フォン・ケッヘル」の解説の一部です。
「モーツァルト全作品目録」を含む「ルートヴィヒ・フォン・ケッヘル」の記事については、「ルートヴィヒ・フォン・ケッヘル」の概要を参照ください。

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