メイサムソン【メイサムソン】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10949号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | えにしだ | |
登録品種の名称及びその読み | メイサムソン よみ:メイサムソン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業生物資源研究所、明治製菓株式会社 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台二丁目1番地2、東京都中央区京橋二丁目4番16号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 永冨成紀、勝俣和子、野尻宙平 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「バークウッディ」に放射線を照射して育成されたものであり、花は旗弁外側は鮮黄色に赤茶の複色が入る、旗弁内側は明緑黄色、翼弁外側は鮮黄色に濃赤茶の複色が入る、竜骨弁外側は穏黄色に赤茶の複色が入る、樹高が中のカバープラント及び庭園向きの品種である。樹姿は叢性、枝の方向は開張性、樹高は中、枝の太さは太、石化の有無は無、枝の色は濃緑、分枝の多少は多、節間長は中である。葉の形は単身複葉、葉身長は中、幅は狭、成葉表面及び裏面の色は濃緑、斑の有無は無である。花房の形は腋生、花形は広、花の大きさは中、旗弁の長さはやや短、幅はやや狭、翼弁の長さは中、竜骨弁の長さはやや短、旗弁外側の地色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、内側の地色は明緑黄(同2705)、翼弁外側の地色は鮮黄(同2507)、竜骨弁外側の地色は穏黄(同2512)、旗弁外側の複色は赤茶(同0715)、翼弁外側の複色は濃赤茶(同0709)竜骨弁外側の複色は赤茶(同0715)、旗弁内側の複色の広さは極小、翼弁外側の複色の広さは中、竜骨弁外側の複色の広さは小である。旗弁の形は楕円形、旗弁先端の形は凹形、雌雄ずいの色は白、花柄の長さは短、1花房当たりの花数は多、花の香りは無、さやのアントシアニンの着色は有、開花期は中である。「バークウッディ」と比較して、翼弁外側の複色が小さいこと等で、「スコパリウス」と比較して、旗弁、翼弁及び竜骨弁の外側が複色であること、さやにアントシアニンの着色があること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に農業生物資源研究所放射線育種場のほ場(茨城県那珂郡大宮町)において、「バークウッディ」に放射線を照射し変異株を選抜、以後増殖を行いながら特性の調査を継続し、5年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「K14-2」、出願公表時の名称は「メイ サム」であった。 |
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